作品メモ NOPE/ノープ

映画(監督:ジョーダン・ピール

2022/130分

備考:池袋グランドシネマサンシャインIMAXで鑑賞(バカでかい特別なモニターと思っといてください)

フォロワー評が良くて気になっていたもののタイミングが合わず見逃してしまったが再上映があったので突入。

「おもしろい」という前評判だけで観に行ったけれど、大正解だったかもしれない。たしかにおもしろかった。

ネタバレはしっかりするのでこれから観る予定がある人はここから先は読まない方がいいと思う。

ぼくは作品から「メッセージ性」や「問題提起」みたいなものを受け取ることがうまくできない(しようとしない、したくないの方が正しいかもしれない)ので、そういう側面はありそうだなと思いつつ、あまり気にしないことにした。

この映画のいいところは、そういうところを気にしなくても「めちゃくちゃ面白い、手に汗握るSFホラー」であるため楽しめるという点だなと思いました。

やっぱりクライマックスの「Gジャケット撮影作戦」が一番好きではあるんですが、ちょくちょく挟まれる元子役とチンパンジーの話とか、本筋である未確認飛行物体の話から逸れ気味なところの「引き込まれる感じ」が最終的な「面白かったな〜」に繋がっているような気もします。

あとやっぱり映像の迫力はすごかったですね!!IMAXのデッケェスクリーンといい音響でUFO(UFOではない)がガーーーーーーって突っ込んでくるシーンぶち込まれると「ヒェーーーーッ」と「これこれこれ!!!!」が同時に来て楽しい。やっぱり映画って「でかいスクリーンとでかい音をどう活かすか」も大事だと思っているので、その点でも満足でした。

あと「見たら終わり」と作中で言われてるんですが、IMAXのデッケェスクリーンだと映画を観るために「見上げる」必要があって「ちょっと嫌!!!!!」となったのはこの場所ならではの感覚で楽しかった!

映画屋のおっちゃんが急に凸って結局戻ってくるとかもないのは「それアリ!?」って思っちゃったかも。ゲボとして吐かれる秘策があったとかでもなく完全に無策だったんかい!!!ばかやろ!

でもまあ、アレはなんか、一応映画を撮ることなどに執着された人の末路的な比喩なのかな……?そういう……アレか……?と思っておくことにします。

 

総評としてはめっちゃオモロ映画でした!映画館で観れてよかったです!